絵本の森

この夏、買った唯一の絵本がこの本です
（何回も借りたりしている絵本は、買ったりします）。
めがねうさぎと、おばけのやりとりが、ユーモラスで、ほのぼの。
なんともいえない独特の味がある絵本です。


「おばけのてんぷら」　　　　作・絵　せなけいこ　　ポプラ社　　　１２００円







初版は、昭和５１年。ロングセラーの絵本です。
貼り絵のタッチがとてもあたたかい雰囲気で、とてもおばけものの絵本には見えません。
といっても、おばけも、こんななので全然恐くありません。






お話としては、ちょっとぬけてる、二人？のお間抜け合戦といった感じです。
天ぷらを作るところは、じっくりと描かれているので
読むと天ぷらが食べたくなること必至。


「天ぷら嫌い」「おばけ嫌い」のお子さんに、読み聞かせすると効果あったりして。

せなけいこさんの、絵本はどれも面白いです。
伝統的な日本の妖怪、お化けがでてくるものもあれば、
ドラキュラが出てくるのもあって、まぁ全て笑えます。

つのきちは図書館通いして、ほとんど制覇しました。
シリーズものは、終わりのほうは得てしてマンネリになりがちですが
せなけいこさんの絵本は、どれも高水準です。

ここで一言。「せなけいこにハズレなし」。おすすめします！


詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ。

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