2010年03月07日
なくしたものみつけた
五味太郎「なくしたものみつけた」偕成社
五味さんの作品を、繰り返し読んでいたのは
小学校5、6年の頃であったと思う。
同級生のY君と、五味太郎談義を繰り広げたもの。
ああ。小学生時代の会話が蘇ってきた。
月曜日には大河ドラマ「峠の群像」の話題で盛り上がっていた。
Y君は歴史が好きで、私の知らない事も丁寧に教えてくれたっけ。
私は緒方拳が俳優の中で一番好きであったので
特に「峠の群像」は大河の中でもじっくりと観ていたのである。
「忠臣蔵」についても自分なりの見解を述べたりして。
何とも理屈っぽい渋好みな小学生である。ね。
話は逸れてしまったけれど、
兎に角、五味さん作品は
単純な様でいて、心の奥底まで届く、ちょっと考えさせられるものなのだ。
誰にでもあるであろう、あったであろうこと。
でも、意識しずらくて忘れがちなもの。
そんなことを思い出させてくれる。
私自身も、こうして「なくしたもの」「みつけちゃった」から。ね。
少年は、自分で穴を掘り進んで行くんだよね。
絵本ナビ「なくしたものみつけた」
Posted by いずみ♪ at 07:32│Comments(0)
│絵本
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